
辞めたからこそわかった、「働く」とは何か。リッチメディアへ再ジョインした山口さんに出戻り理由を聞いてみた。
1月からリッチメディアに再ジョインした、営業部の山口瞳さん。
彼女がなぜ、リッチメディアに再ジョインしたのか。出戻りを経験したからこそ分かる、リッチメディアという会社の良さについて迫っていきたいと思います!
IT企業の人事として新卒入社。より成果の見えやすい職に就きたいという思いから、リッチメディアに営業として転職。やりたいことを突き詰めてみたいと思い立ち、データ特化型の専門職(広告代理店)を選択へ旅立つ。約1年半後、再びリッチメディアにジョイン。今は、営業企画に従事。
水野)
1月にリッチメディアに再ジョインしたと伺いましたが、なぜ再ジョインしたのかの経緯に迫っていきたいと思います。
まず、1度目にリッチメディアに入社した経緯を教えてください。
山口さん)
まず、私の生い立ちみたいなところから話すと、親族に変わり者の叔父さんが居てさ。小さい頃から「たのしく働く」ということに対して興味を醸成される機会がめちゃくちゃ多かったんですよ。
具体的に言うと、中学生で社長巡り、高校生で数社インターン、「機会は準備したからあとはやっておいで、ドーン!」みたいな。(笑)
当時は、友達と遊んだり部活頑張ることにしか興味なかったから、今思うと半ば強制的だったな。
とはいえ、輝いている大人に漠然と憧れたな。やっぱり会社を作って大きくしたいと思っている社長の話は面白い。ビジョンも壮大な人が多くて、とにかくめちゃくちゃ楽しんでやっているから、仕事って面白いんだなって思ったし、純粋に大人カッコイイなぁ、私もそんな大人になりたいなぁって。
高校生ながらそういうのは思ってた。
水野)
めちゃめちゃいい経験ですね。かっこいい大人にたくさん出会ったわけですね。
山口さん)
そうね。そうやって数社インターンして、そこから1社にしぼってそのまま新卒で入社したよ。
そこでは、主に人事の労務周りや総務・教育みたいなところをやっていたんだけど、人事の仕事って採用とかじゃない限り、定量的な目標って難しいからさ。どう人が変わったかを評価する仕事みたいなのに疲れてしまって、、、。
とにかく数字の目標がある分かりやすい仕事してみたいな!って思ってさ。
その会社で採用がやれたら良かったんだけど、当面やらないって話で。
私、やりたいって思ったらもうそれしか見えなくなっちゃうから、すぐ転職活動初めて、リッチメディアに出会ったって感じかな。
水野)
2社目でリッチメディア に出会ったんですね。
山口さん)
そうそう。
リッチには営業で入ったって言ったけど、もちろん入り口は人事。何なら、最終面接まで人事で通ってたんだけど、、、。
坂本さん(代表取締役社長)に営業をすすめられたのよ。
その坂本さんとの面接がリッチに入ろうと思った決め手だったかな。
水野)
面接ではどんなことがあったんですか?
山口さん)
他の会社は普通に、志望理由とか得意なこととか聞かれただけだったんだけど、
坂本さんは、私のやりたいことを根本的に把握しようとして、さらに否定して自分に合ったこと(営業)を提案してくれたの。面接の場で、しかも初対面の人に、相手の認識を変えてまで、目の前の人を思ってくれる人ってきっとこの先、そうそういないだろうなって思って。
水野)
面接で結構、惚れたんですね。
山口さん)
そうだね。(笑)
なんなら泣いたしね。面接で。ティッシュボックス出てきたしね。(笑)
中途入社の面接で、大泣きするとか何なのて思ったけど。(笑)
それくらい本気でぶつかってくれたのが印象的だった。
水野)
ティッシュ出てきたくらい(笑)
なるほど。
そうやって最初出会ったんですね。
リッチに入ってからの仕事はどうでしたか?
山口さん)
やりたいと思ってた、数字を追うことを始めたんですけど、まあ上手くいかなかったね。もちろん、努力の結果が出ることもあったけど、基本ダメだった(泣)
とにかく、本当に肉体的にも精神的にも苦しくて、結構なブラックな時代だったと思うよ。。
でも、出来ないながらも色々やっていく中で、自分の得意なことが分かってきたりして、できることも増えていったし、結果的にはどんどん楽しくなっていったかな。
それに、シンプルに一緒に働く人と会社の文化がすごい好きで。リッチメディアの、仕事に対して熱くてチームでやっていく感じがとっても好き。
よく会社の人と飲みに行って仕事について語ってたな。
水野)
なるほど。辛いながらも頑張れてたんですね。
その中で、次の会社に行こうと思ったきっかけはなんだったんですか?
山口さん)
執行役員の中さんとデジタルマーケティング部の立ち上げとかもしていたんだけど、そういうのをやっていくなかで、データを使う仕事にすごいハマってしまったんですよ!!
ユーザーの気持ちをデータから仮説立てて、それを広告で検証してクリエイティブ変えながらPDCA回していく。
しかも、その変化が数字でわかる、みたいなのがすごい楽しかった。
で、また例の如く、”やりたい病”が再発。(笑)
今、思うとこの”やりたい病”は中学生のときにした社長巡りが関係してきてるね。やりたいことがある、ってカッコイイ!みたいな。中身の薄い憧れ。
まぁ、でもとにかく、その時は、やりたいって思ってたからね、その時の仕事が落ち着いた段階でデータを扱えるところに転職したんだよね。
水野)
なるほど、そのきっかけで別の会社に行ったんですね。リッチメディア をやめるときは周りの反応はどんな感じでしたか?
山口さん)
やりたくないから辞めるってよりかは、やりたいことあるから辞めるって感じだったから、周りも理解してくれていたのかな、どうだろう。
水野)
そうなんですね。
それでやりたかったデータの会社に行くと。
山口さん)
そうそう。転職した後はやりたいことだったから、仕事はめちゃくちゃ楽しいんですよ。やれば、やった分だけ成果も出るし、もっとできるようになりたいから、努力が苦じゃない。
もちろん、成果が出ればそれに紐づいて表彰とかインセンティブもあるし。あれ?なんか思ってたより簡単に楽しいなって思ってた。
でも唯一、周りの人との関係性が理想的じゃないな、って思ったの。
やりたいことやらせてもらってるから仕事自体は楽しいんだけど、一緒に働いている人が個の集団みたいな感じで。
組織として、仲間との競争とか協働みたいな感覚がそこまで強いわけじゃなかったのね。それ自体が一般的に見て、いい悪いっていう話じゃないんだけど、私は合わなかったなぁ。
結構、早い段階でその違和感は感じていたんだけれど、仕事楽しいし、まぁいっか~って思うようにしてた。
水野)
なるほど。文化が違ったんですね。
山口さん)
そうね。
でもそういうところに行って初めて、自分に大切なのって何がやりたいかじゃなくて、どういう人たちと頑張っていきたいかなんじゃないかって考え始めるようになったのよ。
あれだけ数字とかデータとかの「何をするか」っていう部分にこだわっていたのに。
水野)
転職を通して、仕事に対する優先順位が変わっていった感覚、、。
山口さん)
そう!
まあ、でもやりたいことをしたくて転職したんだからってことで、そこから一年くらいは自分の仕事をやり切ってから、またリッチメディア に戻ろうって決めたかな。
リッチの人とは辞めた後も、ご飯連れていってもらってたり、飲み歩いたりしてたから、つながりはずっとあったんだよね。今回の出戻りについても快く歓迎してくれて、本当に感謝しています。
水野)
それで再ジョインしたんですね。
戻ってきて、なんかやっぱりここだなって感じはありました?
山口さん)
うん、その日に思ったよ(笑)
年末の総会に出て、やっぱ馬鹿みたいに熱いなって思ったし、坂本さん相変わらず泣いているんだ、って安心した。(笑)
なんかそういう働いている人の気持ちを動かしながら仕事をしていくことは一生忘れないでいたいなって思う。総会出て、あ、これだよね!これこれ!早くこの輪の中に私も入りたい!って思った、本当に。
あれだけ何やるかにこだわっていたのに、それって本当は私の中ではどうでも良かったんだなって、転職してから気づけたね。
(↑リッチメディア2019総会の様子)
外に出て改めてわかるリッチメディアの良さ
水野)
なるほど、確かにあの総会は熱かったです。(笑)
じゃあ山口さんが思う、外に出てみて改めてわかるリッチメディアの良さって何だと思いますか??
山口さん)
誤解を恐れずに一言で言うと、「未完成」なところかな。
常にずっと上を目指していく感じ。もっとできる、もっとよくなる、そのための変化対応を怠らない、というような感じなんだけど・・伝わるか心配だわ、これ(笑)
未完成だから完成に近づけようっていう挑戦の意欲があるっていう意味と、自分も自分が思っている以上にやってやるぞっていう限界を決めない感じだと私は思ってる。
だから、ある程度完成している会社にジョインしたいっていう人はあまり向いてないと思うし、壊して作るくらいの気概がある人じゃないと文化も合わないとは思うかな。
水野)
なるほど、、、。それなんかすごいしっくりきました。
山口さん、今日はいろいろなお話ありがとうございます!
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