見出し画像

[el faro]信念を証明する戦い|江良 亮人(営業部長)

サイバーエージェントに転職した当時、僕はダメ社員だった。売上の成績は未達成ばかり。だからといって特別な努力をするでもなく、這い上がってやろう、とも考えていなかった。恐ろしいことに、サイバーエージェントという華やかな舞台の一員であることに、そこそこ満足もしていた。上司だった坂本さんは、いつも熱心に指導してくれた。でも自分にはそれを受入れる素直な心も無かった。「坂本さんが言ってるのは根性論」、そう思っていた。

サイバーエージェントに入社してくる若い子が、坂本さんのマネジメントのもと成果を出して行く。自分より年下のメンバーが一生懸命頑張る姿を見ていて、さすがに自分も頑張ろうと思った。このままじゃダメだ。ようやく、坂本さんがいつも言っていることの意味が分かってきた。
「お客様に感謝しよう」「御礼の気持ちをちゃんと伝えよう」「社内で挨拶しよう」「諦めるな」
坂本さんが言っているのは、根性論なんかじゃなくて、いつも当たり前の事。人として大切な事。まず、そこから始めてみよう。

「そこからはみるみる業績が伸びていきました」といくほど、世の中甘くはなかった。自分が頑張り始めるずっと前から、若い同僚達は頑張っていたんだ。そうそう簡単に、差は埋まらない。もっと坂本さんの言葉を、信念の裏側を知りたいと思って「やったります男」のブログを読んでいくと、第一回目のエントリーに辿り着いた。そこには、何もできない自分を嘆く坂本さんがいた。そして最後は「素直、必死、謙虚、諦観、忘れずにやっていこう。」の言葉で締め括られていた。その姿に自分を投影し、視界が開けた気がした。

センス良く、スマートに生きるのが、カッコいいと思っていた。でもそんなことに何の意味もない。等身大の自分を受け入れることができて初めて、全てが変わった。自分は凡人だ。でも誠実に愚直に必死に仕事をしよう。そんな姿勢で取り組むうちに、お客様や社内の人達から信頼してもらい、業績にも変化が現れた。みるみる仕事が楽しくなっていった。

坂本さんと、もう一度仕事がしたくて、リッチメディアに入った。自分のやり方がようやく確立できてきたと思っていた頃だったけれど、再びどん底を味わった。サイバーエージェントの数多くいる社員のうちの一人という立場と、リッチメディアで事業を推進していく責任者という立場の違い。ITベンチャーという戦場のような場所で、勝ち抜いていかなければ生き残れないという状況。サイバーエージェント時代よりも遥かに過酷な挑戦だった。

何度も任せてもらったが、何度も失敗した。
リッチメディア史上、一番失敗したのは、自分だろう。でも辞めようとは一度も思わなかった。
何度失敗しても、自分に任せてくれる。それは、坂本さんが自分を信じてくれているからだろう。
「自分、メンバー、お客様、社会に対して誠実に向き合う」、この信念だけは、絶対に曲げない。
そして坂本さんをはじめ、会社のメンバーは、そんな自分を信じてくれている。

僕の仕事は、信念を証明する戦いでもある。
凡人でも、成長することができる。夢を持ち、心強い仲間がいて、誠実に、愚直に、必死にやり続ければ、誰も到達できなかったところまで行ける。そのことを証明してみせる。僕が唯一自慢できる長所は、絶対に諦めないことだ。

画像1


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

スキ、ありがとうございます!
4
株式会社リッチメディアが運営するアカウントです。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。