
新卒から28歳でCEOへ。リッチメディア最年少役員が語る「成長する人の条件」
こんにちは!
リッチメディア で学生インターンをしています。水野翔太です!
今日から毎週月曜日、ビジネス経験が0のリッチメディア学生インターンが、会社の大先輩方にビジネスとは何か、働くとは何かを聞きながら一流のビジネスマンになるべく成長していく企画を発信していきます!
その名も「0→1(ゼロイチ)」!!!
記念すべき第一回目は、リッチメディア 執行役員 兼 マーケティングビジネスカンパニーCEOの中友秀さんに若手から成長する人の条件を伺いました!
2013年、神戸大学経営学部卒業後にリッチメディアへ新卒入社。1年目は「スキンケア大学」の広告事業としてキャリアをスタート。
2014年からは人事領域にキャリアの幅を広げ、成長ベンチャー企業の組織作りに従事。“最も人気なサマーインターンランキング国内第4位”のコンテンツとなった「MILLIONTH」を開発。
2016年よりビューティー、ヘルスケアのマーケティングソリューション業の責任者を務め、自らも多数のナショナルクライアントのマーケティングを支援。
2017年には延べ8,000万IDのビッグデータを活用したデータマーケティングの新規事業の立ち上げを担当。
2018年10月、執行役員就任。
水野)
今回は新卒からCEOになられた経歴を持つ中さんに、若手から結果を出して成長する方法を聞きたいと思っています。
実際に若いうちから信頼を得てきた中さんが何をしてきたのか、今の新卒やこれから社会人になる就活生が何をすればいいのか、伺いたいです!
よろしくお願いします!(↑リッチメディア本社)
中さん)
今日はよろしく!
若手から成長する条件かー。
難しいね。
そもそもまず、その人がどんくらい活躍したいのかにもよるよね。
水野)
どのくらい成長したいか、、。
中さん)
そう、単純に若いうちから成長したいっていう人もいるけど、それを突き動かす原動力がなんなのかとか、どのくらい求めているのかによって全然やり方が違うなと思っていて。
成長って「できないことをできるようになる」ことなので、それをどのくらい欲しいのかで全く変わってくる。
ほら、最近社内で話題の『グランメゾン東京』のドラマでもそうだけど、いわゆる街の定食屋で地域に密着した温かい店づくりを目指す人間とさ、三ツ星レストランを目指している人間の成長しなければいけない高さや内容って全く違うじゃん。努力をしなければいけない量も違う。
まずはそこがどの程度なのかを自分自身と対話することから始まるんじゃないのかな。
水野)
まず、自分の目標としてどこに行きたいかで決まると。
中さん)
そうそう。自分と対話した方がええなみんな。外部とアクセスがしやすくなって、色んな情報が行き来している中でついつい効率的な解を見つけようとしているんじゃないかなって思う。
成長したいって言っているけど、ほんまにそれどのくらいやりたいんやっけとか何でやりたいんだろうって。
水野)
そもそも自分がどこに行きたくてそこまでの道に足りないものを埋めていく感じですね。
中さん)
そう、シンプルにそれだけ。
究極的に目標とか自分のなりたい姿に強烈なまでの想いがあればいいと思う。そこのあるべき姿の自分から、現状の自分を見たときに差分が出てくるから、その差を埋めるのが成長。
そうすると、ここの目標に対する思いが強ければ、それが引力になってぐーっとその差分を埋めるために突き進めるエネルギーが生まれてくる。
でも、みんなぼんやりと今よりも良くなればいいなってしてるじゃん。いや、そりゃエネルギーが途中で湧かなくなるわなって。
中さん)
どのくらいのスピードとどのくらいの高さでやりたいのかがまず順序として大事なんじゃないかなって思うよ。
水野)
確かに、、。
それを踏まえた上で、中さん自身が実際にやってたこととか実際に活躍して認めてもらうためにしたことってなんだったんですか?
僕は中さんみたいに大きく成長したいと思っていて、どうやったらできるんだろうと思って。
中さん)
なに、攻略本が欲しいの?
攻略本はないでしょ、、。笑
うっ、、。笑 確かに、、。
中さん)
てか、そもそもなんで成長していきたいの?翔太は。
水野)
最近すごい思うのが、中さんとか坂本さん(リッチメディア HD社長)とか社員の皆さんを見ていて、自分の持ってる知識とか自分の持ってるできることが大きくないと成し遂げられることはもちろん減るじゃないですか。
それによって他人に与えられる影響度もそれによって全く違ってくるなと思っていて。
例えば、中さんでいうと会社ひとつを動かして、それによって利益が出て、利益っていうのは価値を還元しているってことだからそれが大きいほど人に価値を残せている。それで、自分いい影響を与えていきたいと思っているから、それ相応の成長はしなきゃいけないっていう風に思っていて。
だから、どうやったら成長できるのかなっていう思いです。
中さん)
なるほどね。
僕がやってきたことか。
最初新卒で入った時に意識していたことは二つあって、一つは打席数。
やっぱり新卒で入ってきたときは技術・能力・経験がたくさんあるわけではないので、できるだけたくさんのバッターボックスに立とうということが自分の前提にあったね。
だから、上司とか先輩からこの仕事やってみないかって言われたときは全部返事は、迷わず「イエス」。
誰かこれやれへん?ってなったら全部手をあげる。ルーズボールをすべて拾う。それはすごい大事にしてた。
返事は、「かしこまりました」「はい」「YES」「ラジャー」「了解」の5パターンを実にうまく使いこなしていたね。(笑)
※すべてを鵜呑みにして、思考停止しろっていうわけではないよ。機会を得るための返答って捉えてもらえればと。
もう一つは、スピード。
仕事を捌くスピードだったり、仕事に対する反射神経。
その意識を習慣化することは大事にしてたね。
だから、上司から何か聞かれる前に自分が反応したし、二日で終わらせるって言ったことを一日半で終わらせたりした。
ちょっとした差でも誰よりも早く仕事をやり続けた。
テニスのラリーのように打ち返し続けた。
きたものを順に打ち返す。きた順番に、早く。優先順位関係なく。
たった、それだけ。タスク管理スキルは低かったと思う。(笑)
いつまでに何をやるっていう約束を、それがその通りもしくはそれよりも早くできれば、それだけ約束が実行されるから信頼のクレジットがどんどん溜まっていく。上司やクライアントからの信用につながっていくんだよね。
そうするとアイツには何か任せてもいけるなっていうまずはそれで環境が出来上がって、それによって新しい次の仕事が得やすくなる。
環境ができて難しいバッターボックスに立ちやすくなることで、また成長していくっていう循環が繰り返されていくっていうのは強く意識してたかな。
まあでも基本、どんな仕事にも好き嫌いしないのは結構あったな。
何にでも興味を持ったし、何にでも好奇心を持った。
水野)
なるほど、
シンプルに一つ聞きたいんですけど。
めちゃ多くのバッターボックスに立つっていうこと、できない仕事をやるっていうことは怖くなかったですか?
中さん)
それでいうと、僕の場合は結構都合のいいように解釈してたんだよね。自分しか見てなかった。
失敗しようが何しようが自分しか見てないから、人の目が気にならなかった。
だから、別にできないから失うものもなかったし、リッチメディアよりも優れた会社に行った同世代の友人がいて、そいつらが自分よりも挑戦してる方が僕にとっては恐ろしかった。
リッチメディアでどれだけうまくやるかというよりマーケットで勝たないといけないので、リッチメディアより優れた会社に入って、そいつらの方が俺よりやってるってなったら、そいつらの方が絶対成長早いやん。そっちの方がすごい危機感はあったよね。
なんか危機感を感じたり恐れたりする場所を自ら選び続けていたって方が正しいかもね。
水野)
なるほど。
そこで、中さんって7年間やられてきていろんな新卒の方見てきたじゃないですか。
その中で、こいつはすごかったなっていう人とかっているんですかね??
こいつのこういうところがすごいなみたいな。
中さん)
そうだなー。
、、、、。
俺?笑
あ、、、。笑
中さん)
いや、もっとねヒヤヒヤしたい。下の世代からのプレッシャーで。
翔太にヒヤヒヤさせられたい。あ、やばいなと。
俺なんかぼやぼやしてたらやべえなみたいな。
やっぱりリッチメディア新卒社員って強いよなって言われたい。
いや、勿論みんなよくやってくれてるよ。
一人一人皆すごい頑張ってるし、それは知ってる。
でも、あんまヒヤヒヤしないんだよね。
危機感というか。
水野)社員の人達から危機感ですか、、。笑
どうやったらいいんだ、、。笑
中さん)
そう。
ヒヤヒヤしたいよねやっぱ。
すげえ奴がきたなみたいな。
俺より会社のこと考えてるし、俺より毎日本気やみたいな。
でも、それって、別に技術とか結果とかじゃないのよ。
姿勢なのよ。
ヒヤヒヤしたいね。
まあ、そういう人たちを増やすのが今の僕の仕事なんだけれどもね。
水野)
中さんって絶対、執行役員になったからとかCEOになったからっていって仕事サボるような人じゃないじゃないですか。
もうますますハードワークになってくるタイプじゃないですか。
そんな中さんに勝てることってあるのかなって思っちゃうんですけど、、。
中さん)
なんか変にちょっと歳が離れちゃってて役職も付いちゃったから、勝手に僕を違うものだという風に認識をされちゃうこと多いんだけど。
結局スタートは一緒だし、今のやつらの方が素量はあると思ってるのよ。
僕は天才で、秀才で、1000年に一人の逸材と言われているなら話は別だよ?笑
でも全くそんなことなくて、スタート地点はあまり変わらない。
だから変になんかあの人はこの会社に長くいてるからとか、あの人は役職にいてるからとかそう言うのは度外視にして考えて欲しい。
引きずり下ろしてほしいよね。笑
引きずり下ろしてほしいっていう社長すげーな、、。
水野)
でも確かに、その感覚はすごいわかります。やっぱ中さん社長だし執行役員だし、もう同じ土俵じゃないような。
叶わないの前提だけど、どう認めてもらうかって思ってました。
でも、そんなことは考えずに同じ土俵だから、引きずり落とせと。
中さん)
そうそう。
それは別にね。
求められている成果とか責任の量で戦うんじゃなくて、いかにこの会社に対して本気かとか、自分の1日に対して本気かとかで戦えると思う。
ヒヤっとするよ多分リーダーたちは。
こいつは俺より事業のことマジで考えてる。組織のことガチで考えてる。
ヤベーなって。
僕は逆に新卒時代はそのことをずっと考え続けてた。
今、部長は何を考えているのか。自分がマネージャーになったときは坂本さんがどういうことを考えているのかって。2つ上くらいの役職の人たちを意識してた。
「俺があの立場だったら今どうするか、どうすべきか。」っていうのをずっとイメージトレーニングしてきたから、次のポストがあったとしてももうウォーミングアップは完了している。
もちろん、そこに行かないとわからないこともたくさんあるけど、なんかそう言う意味では、みんなもっと目先のことだけじゃなくて、いや俺の方が事業のこと考えてるしとか、メンバーのこと考えてるしとか。
そういうことを言えるやつが増えてくると僕はヒヤっとする。
そんな奴がいたらもうヒヤヒヤして、海外に移住しちゃうわ。笑
物理的にですか。笑
水野)
なるほど、、、。
会社や事業のことをいかに自分ごとのように考えられて、行動できるかなんですね。
それも踏まえて、最後に一つ聞きたいです。
やっぱりできないことに挑戦することってめちゃくちゃ怖いことだと思うんです。
失敗したらみんなからどう思われるか気にしちゃう。
もう仕事を渡してくれなくなるんじゃないかとか。
そんな人って最初はどんな一歩から始めれば、挑戦できるようになるんですかね?
中さん)そうね。
これはなんか最初と矛盾しているようなんだけど、はじめに自分が何を成し遂げたいから考えろって言ったよね。でも意外とそこに強い思いを馳せられない人もいるのね。
そんな場合は今の自分に向き合うってことから始めるといいかなと思っている。
結局はできないことをやるときに大事なのって、自分を信じられるかなんだよ。
じゃあどうやったら自信ってつくのか。
さっきぽろっと言ったけどここで大事なことは約束と実行を繰り返すということ。
約束と実行を繰り返すことで、他人からの信頼に変わってくことはさっき話したと思うけど、それによって自分自身からの信頼にも繋がってくるわけ。
そこから自分への信頼、つまり「自信」になっていく。
自分とも約束して実行していけば自信がどんどん膨れ上がっていって、クレジットになっていく。
そうすると自分のことを信じれるようになって新しいことをトライしてみようってなるの。
でもここでいう、約束と実行なんかすごく簡単なことで
小さいことでいうと、明日ちょっと早起きして、読書してみようとか英語の勉強してみようとか。
まずは、そういう積み重ねで自分との信頼を勝ち得ていく。
それだったら誰にでもできるでしょ?
まずはそこから始めてもいいんじゃないかなって思う。
水野)
自分に向けたら自信になるし、相手に向けたら信頼にもなるし
なるほど、、、。
中さん)
そんな小さいことでも初めていって、それが病みつきになれば慣性の法則的にどんどん大きなことに挑戦できるようになってくる。
まずは小さいことから始めてみることが大切だと思うよ。良質な習慣というOSを自分にインストールしてあげる感覚。
水野)なるほど、僕も明日から約束と実行を大切に頑張っていきます!
今日は、ありがとうございました!
約束と実行を繰り返すことで、他人からの信頼、自分への自信に変わっていく。まずは小さいこと約束から大切にしていこうと強く思いました。
これから就活を控えている方、新卒で働いている方、皆さんこれから共に頑張っていきましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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インタビュアー、文 リッチメディアインターン生 水野翔太
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